「広告のクリック単価(CPC)が高くなってしまっている」
「広告費をかけているわりに、サイトへの流入数が少ない」
「CPCを下げたいが、何を見直せばいいのか分からない」
CPC(Cost Per Click)とは、広告が1回クリックされるごとにかかる費用のことです。CPCが高くなる背景にはいくつかの要因があり、原因によって見直すべきポイントも異なります。
本記事では、CPCが高くなる主な原因と、改善のために確認したいポイントを解説します。
CPCが高くなる主な原因
CPCは、広告の仕組み上、以下のような要因によって変動します。
- 競合が多い:同じキーワードや配信面に出稿する広告主が多いほど、入札競争が激しくなります
- 入札価格が高い:媒体側の自動入札設定や手動入札の設定自体が高めになっている場合があります
- ターゲットが狭すぎる:配信対象を絞り込みすぎると、競争が激しい枠に入札が集中しやすくなります
- 広告クリエイティブの反応が弱い:クリック率が低いと、媒体によっては単価が上がりやすくなる仕組みがあります
- 広告の関連性が低い:検索キーワードやユーザーの興味関心と広告内容がずれていると、評価が下がりCPCが上がることがあります
- 配信面や媒体が合っていない:競争の激しい媒体ばかりに配信していると、全体のCPCが高止まりしやすくなります
- 配信条件を細かく設定しすぎている:時間帯や地域などの条件を絞りすぎることで、配信量が減り単価が上がる場合があります
- 広告フォーマットが合っていない:商材や目的に対してバナーやテキストなどのフォーマットが適していないケースもあります

CPCを改善するための確認ポイント
CPCが高いと感じたら、以下の点を確認してみましょう。
まず、広告クリエイティブがターゲットの興味関心と噛み合っているかを見直します。クリック率が改善すると、CPCが下がりやすくなる媒体もあります。次に、ターゲティングの条件が狭すぎないか、配信面が競争の激しい枠に偏っていないかを確認します。ターゲティングの基本的な考え方は『Web広告のターゲティングとは?エリア・興味関心で届ける方法』で解説しています。
また、特定の媒体だけに配信が偏っている場合は、配信先を分散させることで、競争の激しい枠への依存を減らせることがあります。
自動入札を利用している場合は、入札戦略の設定(クリック数重視・コンバージョン重視など)が目的と合っているかも確認しましょう。コンバージョン重視の設定のまま配信量が少ないと、学習が進まずCPCが不安定になることがあります。手動入札の場合は、成果につながりやすいキーワードや配信面に絞って入札額を調整すると、無駄なクリックを減らしやすくなります。
CPCは低ければ良いというわけではない
CPCを改善する際に注意したいのが、「CPCが低ければ低いほど良い」というわけではないという点です。CPCを下げることだけを目的にターゲットを広げすぎると、関連性の低いユーザーからのクリックが増え、流入数は増えてもサイト到達後の反応が悪くなることがあります。
CPCは、あくまで広告費の効率を見る指標の一つであり、最終的な成果につながっているかどうかとあわせて確認する必要があります。
CPCだけで判断せずに見るべき指標
CPCの良し悪しは、その先のセッション数、CV(問い合わせ・予約・購入など)、CPA、そして店舗集客であれば来店まで含めて確認することが大切です。
- CPC:広告1クリックあたりの費用
- セッション:サイトへの訪問数
- CV:問い合わせ・予約・購入などの成果数
- CPA:成果1件あたりの費用
- 来店:実店舗への来店数(店舗集客の場合)
CPCが低くても、その後のセッションやCVにつながっていなければ意味がありません。逆にCPCがやや高くても、CVや来店まで効率よくつながっているのであれば、無理に下げる必要はないケースもあります。CPCとCPAの関係については『CPCとCPAの違い|店舗集客ではどちらを重視すべき?』で詳しく解説しています。
CPCの改善効果は一定期間で確認する
CPCは日によってばらつきが出やすい指標です。入札設定や配信面を調整した直後の1〜2日だけを見て判断すると、一時的な変動に惑わされてしまうことがあります。最低でも1〜2週間程度のデータを比較しながら、CPCとあわせてセッション数やCV数の推移も確認し、改善の方向性が合っているかを見極めることが大切です。
Bubble-Adsを活用する場合
配信面が競争の激しい媒体に偏っていることがCPCが高くなる原因の一つである場合、配信先を分散させることも選択肢の一つです。Bubble-Adsは5,000媒体以上、月間800億imp以上の広告枠を持つDSPで、平均CPC5〜9円という比較的低い単価での配信実績があります。エリアや興味関心を絞ったターゲティングも可能なため、他媒体を補完しながら配信先を広げたい場合の選択肢としてご検討いただけます。
ただし、CPCの低さだけを目的にせず、セッションやCVなど最終的な成果とあわせて効果を確認することが大切です。Web広告全体で成果が出ない場合の見直しポイントについては『Web広告で集客できない原因7選|成果が出ないときの見直しポイント』もあわせてご覧ください。
まとめ
CPCが高くなる原因は、競合状況や入札設定だけでなく、ターゲティングやクリエイティブ、配信面など複数の要因が関わっています。CPCの改善に取り組む際は、CPCの数字だけを見るのではなく、セッションやCV、CPAなど最終的な成果とあわせて判断することが大切です。
「CPCの何を見直せばいいか分からない」という場合は、お気軽にご相談ください。
CPCの改善についてご相談したい方へ
CPCが高い原因は複数の要因が絡み合っていることが多く、自社だけで切り分けるのが難しい場合もあります。配信先やターゲティングを含めて広告全体を見直したい場合は、お気軽にご相談ください。

