「広告や発信で認知は広がっているはずなのに、来店にはつながらない」
「来店促進のキャンペーンをやってみたいが、何から設計すればいいかわからない」
「クーポンを配ってみたものの、効果が出た実感がない」
店舗の認知を広げる施策と、実際に来店してもらうための施策は、役割が異なります。認知施策だけに力を入れていても、来店のきっかけがなければ、興味を持った人がそのまま離脱してしまうことがあります。
本記事では、来店促進キャンペーンの役割と主な種類、具体的な設計の流れを解説します。
認知施策とキャンペーンは役割が違う
DSP広告やSNS広告などの認知施策は、まだ自社を知らない人に知ってもらい、興味を持ってもらうことが役割です。一方で来店促進キャンペーンは、興味を持った人に「今行く理由」を作り、来店へ後押しすることが役割です。
【図解①:認知施策とキャンペーン、両方が揃って来店につながる】

認知だけでも、特典だけでも来店にはつながりにくいのが実情です。「知ってもらう」ことと「今行く理由」の両方を用意することで、はじめて来店という行動につながります。
来店促進キャンペーンの主な種類
来店促進キャンペーンにはいくつかの型があります。自社の商材やターゲットに合う形式を選びましょう。
【図解②:来店促進キャンペーンの主な種類】

初回限定クーポン
はじめての来店を後押しする割引です。新規顧客への「今行く理由」の定番といえる施策です。
期間限定セール
期間を区切ることで「今行く理由」を作り、来店を促す施策です。短期間で集中的に来店を集めたい場合に向いています。
来店スタンプカード
来店を重ねるメリットを用意する施策です。1回きりで終わらせず、継続来店につなげたい場合に有効です。
友達紹介キャンペーン
既存顧客からの紹介を通じて新規顧客を獲得する施策です。紹介する側・される側の双方にメリットを用意すると効果的です。
体験会・イベント
その場で商品やサービスの魅力を直接体験してもらう施策です。SNSでの発信と組み合わせることで、集客効果をさらに高められます。
来店促進キャンペーンの作り方(設計の流れ)
効果的なキャンペーンにするためには、思いつきで特典を決めるのではなく、順番に整理して設計することが大切です。
【図解③:来店促進キャンペーンの設計の流れ】

①目的を決める
新規来店の促進なのか、既存顧客の再来店の促進なのかを最初に明確にします。目的によって、有効な特典やターゲットが変わってきます。
②ターゲットを決める
誰に来店してほしいのかを整理します。商圏内の潜在顧客なのか、離反しかけている既存顧客なのかによって、アプローチ方法が変わります。
③特典を設計する
来店したくなる理由を用意します。割引・限定性・体験価値など、ターゲットにとって魅力的な特典を検討しましょう。
④告知する
SNSやWeb広告、チラシなどを使って、キャンペーンの内容をターゲットに届けます。認知施策と組み合わせることで、より多くの人に情報を届けられます。
⑤効果を測定する
来店数やクーポンの利用数を確認し、次の施策に活かします。実施して終わりにせず、振り返りまでを一連の流れとして行うことが重要です。
効果を高めるためのポイント
来店促進キャンペーンは、単体で実施するよりも、認知施策と組み合わせることで効果を発揮しやすくなります。告知の際にDSP広告やWeb広告を活用することで、より多くの潜在顧客にキャンペーンの存在を届けることができます。
告知に使える広告手法については、『小売業のWeb広告5選|店舗集客におすすめの広告手法と選び方』で詳しく解説しています。
まだ自社を知らない潜在層への告知を強化したい場合は、『DSP広告とは?仕組み・メリット・デメリットを初心者向けにわかりやすく解説』も参考になります。
まとめ
来店促進キャンペーンは、認知施策とセットで設計することで効果を発揮します。目的・ターゲット・特典・告知・効果測定という流れに沿って設計し、実施後は振り返りを行うことで、次の施策の精度を高めていくことができます。
「どのようなキャンペーンが自社に合うかわからない」という場合は、まずはお気軽にご相談ください。

